耳も見えないほど抱きついて寂しさが紛れるか。だけどトントといくらひっつきあったところで、皮膚と皮膚がピタリと、横並びの頭になろうと、だからこそ視線が合わないことがまた寂しくてどうしようもないのだ。トント、大切な娘。愛すべき一般市民。平等に…
廊下が私たちのフィールド。 文化祭、毎年芸術専門学群一年生はカフェを出す。いわゆる女装カフェで、そこにオプションやらグッズやらチェキやらがついている、人間版猫カフェ(えぐい)。友人に装飾班のリーダーになることをやたら薦めまくり、その時に私も…
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